2008.03.05 Wednesday
Ｍ−１グランプリ２００７
M-1グランプリ2007 完全版 敗者復活から頂上へ~波乱の完全記録~
タイトルにあるように、敗者復活戦を勝ち上がった「サンドウィッチマン」が優勝した、
昨年末のＭ−１グランプリの様子を収めたＤＶＤです。
それにしても、採点の難しさというか、疑問を投げかけかれない結果でした。
少なくとも、敗者復活からの勝ち上がりのコンビが優勝するということは、
それまでの審査員は何をやっていたのか？
これだけの実力者を落としていたことも問題ですが、
ここに残った８組の中に、トップと７０点以上離されるメンバーが２組も残っているのは、
（７０点＝１０点×７審査員）
準決勝までの審査が根本的に間違っていることを現している気がします。
それは、上位３組と下位６組の差がはっきりし過ぎていることからも明らかでしょう。
とはいえ、現場の７人が正しいのかどうか、次の得点表を見てみると、
紳助 松本 上沼 石井 巨人 大竹 中田 合計
１ サンドウィッチマン ９８ ９５ ９５ ９５ ９２ ８４ ９２ ６５１
２ トータルテンボス ９６ ９３ ９５ ９５ ９０ ８４ ９３ ６４６
３ キングコング ９６ ９３ ９７ ９５ ８８ ９０ ９１ ６５０
４ ハリセンボン ８６ ８８ ９３ ８４ ８６ ８５ ８６ ６０８
５ 笑い飯 ８５ ８５ ８９ ８５ ８３ ８５ ９２ ６０４
６ ザブングル ８６ ９０ ９２ ８４ ７９ ８４ ８２ ５９７
７ ダイアン ８６ ８５ ８９ ８６ ８１ ８２ ８４ ５９３
８ 千鳥 ８６ ８０ ８５ ８０ ８７ ８１ ８１ ５８０
９ POISON GIRL BAND ７５ ９０ ８１ ８２ ８４ ８０ ８５ ５７７
赤字＝最終決戦で投票
最終決戦に残った３人につけた得点の自分内順位は、
島田紳助 （１、２、２）
松本人志 （１、２、２）
上沼恵美子 （２、２、１）
ラサール石井（１、１、１）
オール巨人 （１、２、３）
大竹まこと （４、４、１）←他の６人と比べると少し異質ですが…
中田カウス （２、１、４）
とそれほど大きなブレがないことをみると
現場の審査員は、ほぼ妥当な判定をしていたのではないでしょうか？
